動かしていいのか?いけないのか?どっちなんだい!笑
動かしていいの?いけないの?よくある質問です。
答えは、【動かしていい場合もあるし、いけない場合もある】です。
時期と量をしっかりと見極めることが大事です。
【動かしていい場合】
筋肉などの軟部組織が緊張して固くなっている場合。
肩こりや長時間同じ姿勢で固まってしまった腰や背中や臀部などの慢性疼痛、骨折・脱臼・捻挫・打撲・挫傷(肉離れ)等のケガや四十肩・五十肩の機能回復期。
動かすことにより、血流が改善され軟部組織の柔軟性が改善され機能が回復します。
【動かしてはいけない場合】
ケガの受傷直後、腱鞘炎などの使い過ぎ等による炎症がある場合(腫れ・熱感・内出血等がある場合)。
動かすことにより、より炎症が強くなり痛みも増します。安静にして、炎症を抑えることが最優先になります。
【動かしていいけど、動かし過ぎてはいけない場合】
動かしていい場合でも、その強度や量によっては負荷が大きすぎてしまう場合があります。
肩こりや慢性腰痛もそう。
頑張りすぎると逆に痛みが増すことも…
変形性膝関節症や変形性股関節症など、変形性の疾患では負荷をかけないほうが良いと指導されることも多いと思います。
では、負荷をゼロにしていいのか?
それは間違いだと思います。
負荷をゼロにすれば筋力・筋量は驚くほどのスピードで落ちていきます。
筋力・筋量が落ちれば当然関節にかかる負荷は大きくなり、変形はより進みます。
動かせる範囲で動かすことは筋力・筋量を維持するために必要です。
ただ無理をして負荷をかけすぎてしまってもダメ。
大事なことは『動かしてみていい塩梅を知ること』だと思います。
例えば、30分以上歩くと痛みが強くなる…じゃあそれ以内にしよう。とか、その日のカラダの状態によっても、今日はこれぐらいにしておこうとか。カラダとしっかりと向き合いながら、メンテナンスもしながら、無理のない範囲でどんどん動かしましょう!
大事大事にしなくてはいけない場面や時期もありますが、寝ていても勝手に寝返りをするように、動かすことはカラダにとって必要なことです。
さぁ、動かすのか?動かさないのか?どっちなんだい!笑
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