CAさんとのお話

当院に来られている海外の航空会社に勤めるCAさんとのお話。

お仕事中のサービスを通じて、彼女は日本人と海外の方の違いを感じていました。

(私の言葉で書きます)
【日本人】
堅いイメージ。気軽に冗談を言えない。話が続かない。日本はサービスが良すぎて、それに慣れている為、海外のサービスでは満足頂けない事がある。

【海外の方】(とあるヨーロッパの国)
ビジネスクラスの方でも気軽に冗談が言える。小さな、他愛のない話が上手。話しやすい。日本とはサービスの質が違うので、あまり気にしない。(無理なことを主張しない)

もちろん個々の性格もあるとは思いますが、海外に出てみないとわからない事。

教育の場面でも違いがあるそうです。
【日本】
間違っちゃいけない雰囲気があり、発言が少なくなる。間違い=恥ずかしい事という風潮。

【海外】(とあるヨーロッパの国)
合っていようが合ってなかろうが、とにかく発言をすることが大事。発言しないのが一番ダメ。どんなに紙面上のテストが出来ても、発言しない子は成績が半分になるそうです。

日本特有の【技術は見て盗め(てやんでい笑)的な考え】では、ちっとも伝わらない。だから伝統的な素晴らしい技術などが後世に残らない。もっと発信しないといけない。

人間関係でも、これを言ったら間違いかな…とか色々と考えすぎてしまい、発信できない傾向。よく言えば、気遣いが出来る日本人…美徳のようでそうでもない事。

日本人は発信力が課題。

なるほど。私自身も得意ではないかな…発信。


親として当てはめてみる。
子供の宿題を見ている時など、間違いを指摘する事があります。何気ないその言動が、やり方によっては【間違っちゃいけない感】を植え付けしまうかも…と思いました。

また、すぐに答えを出させるのではなくて、考えさせるような問いかけだったり、発信・発言しやすいように誘導する事が出来るんじゃないかなとも思いました。

合っている合っていないではなくて、僕は、私は、こう思ってるよって、気兼ねなく発信・発言できる人になってもらいたいし、それが許されるような穏やかな世の中になれば素敵ですね♪

貴重なお話をありがとうございました。


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