童心に帰る

最近の休日は、息子くんと川へメダカをすくいに近くの川へよく出かけます。

夏のハゼ釣りから始まった川での遊び。ハゼのシーズンが去り、今はメダカをすくっています。

夢中になってメダカを探していると、もう少し大きな魚(ボラの子供:イナと呼ぶらしいです)に目が行きます。

そして、大きいのを見つけると当然それを狙いたい衝動にかられます。


その日もいつもの様にメダカを網ですくっていると…少し離れたところですくっていた息子くんが興奮気味に…【でっかいの捕まえた!!】

すぐに駆け付けて見てみると、ボラの子供(イナ)を見事に網で捕まえていました。

彼が素早かったのか、のんびり屋の魚だったのか…

私も何度かトライしてみましたが、警戒心が強く、近づくとすぐに逃げてしまいます。

なんか悔しい…何とかならないかと色々と試しているうちに、一羽の白鷺に目が行きます。
白鷺や他の鳥たちを観察していると、殺気を消し、風景の一部になりきって、じっと動かずにタイミングを見計らっています。

【これだ!!】と思った私は【白鷺なりきり作戦決行】です。

魚の警戒しない距離で、川岸にある大きめの石の上で網を構えスタンバイ。じーっと動かず、風景の一部(白鷺)になりきりました。

段々と近づいてくる魚の群れ。作戦は順調に進んでいました。

そして、最後の段階に差し掛かり…
捕獲にかかる為もう一歩踏み出し、そーっと着地した瞬間…
【カタッ】
着地した石がまさかの不安定…音が出てしまいました。笑

作戦失敗…目の前まで来ていた魚たちは、私を嘲笑うかのように一斉に散らばって行きました。笑

何か目標があるとそれに向かって色々と考えて工夫します。
息子くんが大物を捕まえた時も、きっと何かしらの工夫をしたんだろうと思います。

いい課外授業になりました。

夕方のチャイムが鳴るまで夢中になったある日の休日。童心に帰ったお話。

またリベンジしたいと思います。


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