息子くん2度目の骨折!!

昨日の夕方、妻より【息子くん、ドッヂボールで手首を痛めたみたいだから帰ってきたらみて】と連絡がありました。また、【今のところ、皮下出血(内出血)も腫れもない】との事でしたし、詳しい発生機転で受傷したのか聞いていなかったので、捻挫かなぁと思っていました。
帰宅してみせてもらうと、痛めた手首は使わないようにだらんと垂れ、手首全体に軽く腫れがあり、橈骨(前腕の2本ある骨のうち親指側の骨)に圧痛がありました。皮下出血(内出血)はありませんでした。
聞くとドッジボールで、ボールをよけようとジャンプをし、着地の際にバランスを崩し手を衝いて受傷したそうです。
何年か前に当院に来られた当時小学生だったお子さんの症例を思い出しました。
彼も確か同じような受傷機転だったと思います。
皮下出血(内出血)もなく、そこまで腫れもなく、一見骨折ではなさそうな症例。念のためレントゲンを撮りに行ってもらったところ、骨折していました。
※子供の骨は柔らかいため、ポキっとではなく、グニャっと折れるような骨折が多く発生します(若木骨折…若い緑の枝を折った時のような感じ)。
その経験から、息子くんに【これは折れてるかも…】と伝え、とりあえず包帯で固定し、翌日にレントゲンを撮りに行こうねと話しました。
その最中、彼はずっと号泣です。笑
【オレテタラ コテイサレテ サッカー デキナイー】
そして、折れてるかもって聞いた途端、赤ちゃんに戻りました。笑
【一人で立てない】【一人で動けない】【一人で食べられない】【一人で眠れない】…等々
今さっきまで動いてたじゃん…病は気からです。笑
本日、私のお休みの日でしたので、お世話になっている整形外科の先生を受診。
やはり橈骨下端部の若木骨折でした。
骨折と聞いてまたもや大粒の涙を流した彼。
【しっかり固定すれば痛みもなくなるし、手を衝いたり、転んだりしなければ動いてもいいよ。しっかり治そうね。】と先生から声を掛けて頂き、安心した様子でした。
今回の彼のケガのお陰で、整形外科に付き添うことが出来て、症例としていい勉強になりましたし、私も患者さんと触れ合う立場の人間として、先生はじめ、看護師さん、スタッフの方々の優しく丁寧な対応もとても勉強になりました。
痛みや不安を取り除くのは、治療だけではないんだなぁと改めて感じる時間でした。(【折れてるかも…】って伝えた時にもっと気の利いた言葉を掛けてあげれば良かったかなぁ…なんて思ったり)
しばらく固定生活で、赤ちゃん状態が続くかもしれませんが…多分、数日でこちらがヒヤヒヤするくらいに使いだすはず…良くも悪くも単純です。笑
皆さまも、ケガにはお気を付けください!
【ご予約・お問い合わせはこちらから】