通じ合うことが大事

朝の準備中に来られた方。
不安そうな表情でお話を始められました。

『肩を脱臼して病院に行ったんだけど、はめてもらえないままでまた一週間後に来てくださいと言われたんだけど…どうにかなりませんか?』

一瞬理解が出来ませんでしたが、よくよくお話を伺うといわゆる肩の脱臼ではなく、肩鎖関節脱臼(肩甲骨と鎖骨の関節/鎖骨の脱臼)。
肩鎖関節脱臼の場合、肩の脱臼のようにポコッと整復するのではなく、正しい位置に戻した状態で固定をしっかりすることが重要です。

その旨をご説明させて頂いたところ、納得し安心されていました。
自分の置かれている状況がわからず、先が見えないのは不安です。この方の場合、整復されないまま次の通院までの一週間、どうなっちゃうんだろう…不安で不安で仕方がなかったのでしょう。

今回の件で、
【状況や処置の意図をわかるように伝え共有すること】の大切さを改めて感じました。

一方通行やお互いの方向が違うとおかしなことになります。
ベクトルが合って通じ合ったときに、良いものがうまれます。

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